
皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。
積立NISAの制度拡大によって、「子どものうちから投資を始められる時代」が現実味を帯びています。
もし生まれた瞬間に投資をスタートできれば、複利の力を長期間使えるため、将来の資産形成に大きな差が生まれます。
たとえば100万円を生まれた時点で投資し、50年間運用できた場合、相場環境によっては大きな金額に育つ可能性があります。
こうした“投資スタートの早さ”の格差は、今後ますます広がるのかもしれません。
この記事では、
- なぜ「子どもが投資できる時代」が話題なのか
- 早期投資によってどれほど差が生まれるのか
- 50年間の複利がどれほど強力なのか
- そして、それが将来の“格差拡大”につながるのか
という視点で、わかりやすく解説しますね。
積立NISAが子どもにも広がると何が起きるのか
現行では大人向けの制度だったNISAですが、近年の「金融教育の義務化」「投資の早期スタート」の流れから、子ども向けの投資優遇制度が検討される動きがあります。
もし実現すれば、未成年でも長期投資を前提とした非課税制度を使える時代になります。
これはシンプルに考えて、大きなメリットがあります。
- 長期運用できる期間が長い
- 複利の効果を最大限活かせる
- 大人になる頃には資産形成が進んでいる
- 金融リテラシーが自然と身につきやすい
特に「長期」こそ複利の最大の武器です。
大人になってから投資を始める場合と比較して、スタートの早さだけで“桁違いの差” が生まれます。
生まれた瞬間の100万円投資はどこまで伸びる?(あくまで仮のシミュレーション)
ここで、ひとつの“仮の例”で考えてみます。
もし100万円を生まれた瞬間に投資し、以下のような仮定で50年間運用するとどうなるかのか?
- 平均年利:5〜7%(世界株式の長期平均を目安にした一般的想定)
- 運用期間:50年間
- 追加投資なし
この場合、複利計算では以下のようになります。
- 年利5% → 約1,146万円
- 年利7% → 約2,946万円
もちろん市況によってはもっと低くなることも、高くなることもあります。
また、50年ずっと運用し続けることは生活状況やリスク許容度によって難しい場合もあります。
つまり「誰でもお金持ちになれる」という話ではなく、“長期投資のスタートが早いほど有利”という事実が、今後の格差を押し広げる可能性がある という点が重要です。
なぜ“早く始めた人だけが得をする構造”になりやすいのか
投資の世界では、スタートの早さが最大の武器です。
同じ年利で運用したとしても、20代から始めるのと0歳から始めるのでは、運用期間が数十年単位で違います。
たとえば:
- A:0歳から100万円を50年運用
- B:20歳から100万円を30年運用
この場合、同じ年利でもAはBの数倍、場合によっては10倍以上の差がつくことがあります。
さらに、将来子どもが追加で積み立てを始めるなら、その差はさらに大きく開きます。
つまり、「投資を早く始められる家庭」と「そうでない家庭」の差が、将来の“資産格差”を決定しやすくなるわけです。
子どもの投資解禁は、メリットと同時に“格差”も拡大させる
もし積立NISAが子どもにも完全に開放されれば、教育格差だけでなく 「投資スタート格差」 も広がる可能性があります。
具体的には、
- 子どもの時から資産形成が進む家庭
- 大人になるまで金融教育を受けられない家庭
- 投資を始める年齢が遅くなる家庭
こうした違いが、将来の資産額に大きく影響します。
「親が子どものうちから投資をしてあげられるかどうか」ーーこの要素が、新しい格差のラインになるかもしれません。
一方で、
- 長期投資に慣れる
- お金の考え方が早く身につく
- 自己責任やリスク管理を学べる
など、メリットも非常に大きいのが事実です。
まとめ:こどもNISAがさらに格差を広げる
積立NISAが子どもにも開放される未来が来たら、日本の投資環境は大きく変わるでしょう。
早くから投資を始めることで、複利の力を最大限に使えるようになりますが、その一方で「スタートラインの差」が格差を生む可能性も高まります。
100万円が必ず“大金に化ける”わけではありませんが、投資を早く始めた人の資産は伸びやすい という構造は揺るぎません。
これからの時代、「いつ投資を始めるか」が人生の経済的基盤に大きく影響する時代になっていくでしょうね。



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