
「会社を辞めたいから、資産形成をする」
それは三流の発想です。
一流のビジネスマンは、「会社を辞めないために、資産形成をする」のです。
矛盾して聞こえますか?
いいえ、これこそが真理です。
サラリーマンが最もストレスを感じるのは、「嫌な仕事でも、生活のために断れない時」です。
しかし、もしあなたに5,000万円の資産(FI)があったらどうでしょう?
上司の理不尽な命令に対し、心の中でこう呟けます。
「いつでも辞めれるんだけど、まあ暇つぶしにやってやるか」
この「上から目線」こそが、FIの最大の配当です。
リタイア(RE)なんて暇なことをする必要はありません。
FI(経済的自立)だけを達成し、会社というリソースを使い倒す「無敵の傭兵」になる。これこそが、50代からの最強のキャリア戦略です。
「生活費」という首輪を外せ。FIは“拒否権”の購入代金だ
なぜ、あなたは上司の顔色を伺うのですか?
それは、来月の給料が振り込まれないと、住宅ローンが払えなくなるからです。
つまり、あなたの生殺与奪の権を、会社に握られている状態です。
しかし、FI(年間生活費×25倍の資産)を達成した瞬間、主従関係は逆転します。
• 貧乏な社員: 「クビにしないでください、何でもします」 →社畜(奴隷)。
• FI達成社員: 「気に入らなければクビにしてください。困るのは御社ですが?」
→傭兵(プロ)。
5,000万円(年利5%で250万円の不労所得)を持つということは、「嫌な仕事に対する拒否権」を買ったのと同じです。
この「伝家の宝刀(辞表)」を懐に入れている人間は、メンタルが鋼鉄になります。
パワハラも、理不尽な評価も、すべて「雑音」として処理できるからです。
RE(引退)などするな。仕事は最高の「暇つぶし」だ
FIREブームに踊らされて、「早く仕事を辞めて南の島へ行きたい」などと夢想するのはやめなさい。
毎日ゴルフ?
毎日Netflix?
断言しますが、半年で飽きて「精神的な死(虚無)」が訪れます。
FI達成者にとって、仕事は苦役から「最高にスリリングなゲーム」へと変わります。
生活費を稼ぐプレッシャーがない状態で、会社の金を使って大きなプロジェクトを回し、失敗しても自分の腹は痛まない。
これほど贅沢な「遊び」はありません。
• RE(早期退職): 社会との接点を失い、ボケるのを待つ余生。
• FI(経済的自立): 給料を「ボーナス」と割り切り、リスクを恐れずに挑戦する第2の青春。
働かなくても生きていける状態で、あえて働く。
その時初めて、労働は「義務」から「権利」へと昇華されるのです。
50歳で「無敵の人(インビンシブル)」になれ
30代、40代は資産形成のための「潜伏期間」です。
そして50歳、FI達成とともに「無敵モード」を発動させてください。
会社にしがみつく必要のない50代は、組織にとって最も厄介であり、同時に最も頼りになる存在です。
• 出世競争に興味がないので、社内政治を無視して正論を吐ける。
• 保身に走らないので、リスクある革新的な提案ができる。
• いつ辞めてもいいので、部下を守るために上層部と喧嘩できる。
皮肉なことに、「会社なんてどうでもいい」と思っている人間の方が、忖度ばかりのイエスマンよりも高い成果を出し、評価されるのです。
FIとは、あなたが組織の歯車から脱却し、一人の自律したビジネスマンとして覚醒するための「通過儀礼」なのです。
まとめ:辞表は「抜く」ためではない。「見せる」ためにある
「辞表」を実際に提出する必要はありません。
重要なのは、「懐に手を入れば、いつでもお前を殺せる(辞められる)」という殺気(余裕)を纏うことです。
1. FIを目指せ。それは上司への「服従」を終わらせるための軍資金だ。
2. REはするな。会社を「リスクゼロの遊び場」として使い倒せ。
3. 50歳からは「生活」のためではなく、「尊厳」のために働け。
「働かざる者食うべからず」は、貧者の論理です。
「働かなくても食えるが、楽しいから働く」。
これが、資本主義社会における究極の贅沢であり、私たちが目指すべきゴールです。
さあ、まずはその懐の辞表(資産)を分厚くするために、今日も涼しい顔で資本主義の荒波を乗りこなしましょう。

