
皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。
「ローン=借金」「借金=悪」多くの人がそう信じています。
私も残クレでディフェンダーを買った日には皆から非難を浴びました。(うそ)
でも、それは“労働者目線”の考え方です。
お金を「稼ぐ側」ではなく、「働かされる側」の思考なのです。
実は、サラリーマンであることの最大の特権は、安定収入そのものではありません。
本当の強みは、“信用”をもとにお金を借りられることです。
私が会社員を辞めたくない理由もここにありますね。
住宅ローン、車のローン、教育ローンーーどれも「負債」と思われがちですが、正しく使えばそれは「信用を資本に変えるレバレッジ」になります。
ローンを使える=他人のお金を使って資産を増やせるということ。
これほど強力な武器はありません。
もし、あなたがサラリーマンとしての信用を持ちながら、「借金は怖い」「現金で買うのが安心」と思っているなら、それは自分の最強の資産を“眠らせている”のと同じことです。
サラリーマンの「信用力」は、立派な資産です
サラリーマンは、毎月の安定した給与が保証されています。
この「安定収入」は、金融機関にとって最も価値のある信用情報です。
つまり、会社に勤めているというだけで、あなたは“他人の資本”を動かせる立場にいます。
この信用こそ、自由に資金を得られる「無形の資産」なのです。
たとえば、個人事業主やフリーランスでは、同じ年収でもローンの審査が厳しくなります。
一方でサラリーマンなら、比較的容易に低金利で大きな額を借りることができます。
これは、「あなたの安定性を担保に、未来のお金を今使える」ということ。
この仕組みを理解しているかどうかで、将来の資産形成スピードは大きく変わります。
ローンを組まないと、投資元本が減る(超重要)
たとえば、あなたが5,000万円の現金で家を買うとします。
その瞬間、あなたの資産は5,000万円減り、お金が「動かなくなる」のです。
もしそのお金を年5%で運用することを考えると、年間250万円のリターンを捨てたことになります。
逆に、住宅ローンを金利1%で借りて現金を運用すれば、
- 運用益(5%)=250万円
- 支払い利息(1%)=50万円
→ 差額200万円のプラス
ローンを組めるということは、「資産を減らさずに、豊かさを先取りできる」ということなのです。
「借金」ではなく「信用のレバレッジ」
ローンを嫌う人は、借金=マイナスとしか見ていません。
しかし、資本家の視点では真逆です。
ローンとは、「信用をお金に変える仕組み」。
それをどう使うかで、人生の豊かさが決まります。
- 家をローンで買い、投資元本を守る
- 教育費を分割払いにして、運用資金を確保する
- 車をローンで買い、キャッシュを寝かせず投資に回す
これらは単なる「消費」ではなく、「資産を動かさずに生活を整える戦略」です。
ローンを避ける人ほど、資本主義で損をする
「借金をしない=堅実」と思っている人ほど、実は、資本主義で損をしている人です。
資本主義の本質は「信用をどれだけ使えるか」。
お金を借りて、お金を働かせる人が上流へ、お金を貯めて守る人は下流へ。
住宅ローン金利1%の時代に、インデックス投資で5〜7%の利回りが見込める現代です。
この金利差こそが、「信用を武器にする人」と「信用を怖がる人」の明暗です。
ローンは“時間を買う”道具でもある
ローンを組むことは、単にお金を借りることではありません。
未来の自分の「時間」を、今に引き寄せることです。
35年ローンで住宅を買えば、「今この瞬間」に家族との生活が手に入る。
その間、手元の資金を投資に回せば、お金が“時間の代わり”に働いてくれる。
つまり、ローンを活かすというのは、「お金と時間、どちらにも働いてもらう生き方」なのです。
まとめ:ローンを怖がるな
- サラリーマン最大の武器は「安定収入」ではなく「信用力」
- ローンを組めない人は投資元本を減らし続ける
- ローンを使えば運用益で支払いをまかなえる
- 借金ではなく「信用をお金に変える技術」として使う
- 信用を使える人が、資本主義の上流に立つ
サラリーマンの「信用」は、単なる安定ではなく資産を増やす装置です。
それを活かせるかどうかで、あなたの人生は「守る側」から「仕掛ける側」に変わっていきます。



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