
「ボーナスが出たから、新しい時計でも買おうかな」
「たまには旅行に行ってリフレッシュしよう」
もしあなたの新NISAの枠(1,800万円)がまだ埋まっていないなら、その消費はすべて「愚行」です。
あなたは、財布に穴が空いているのに、そこにお札を詰め込もうとしています。
NISAとは、国が「将来面倒見きれないから、自分でなんとかしてね」というメッセージと共に渡してきた、「利益に対する税金(20%)を免除する」という最強のチートアイテムです。
このプラチナチケットを使い切る前に、課税される世界で消費活動を行うのは、あまりに金融リテラシーが低すぎます。
今回は、NISA枠を埋めることを「努力目標」ではなく、「人生における最優先義務(ノルマ)」として再設定し、1秒でも早く“あがり”の側へ行くための戦略を叩き込みます。
それは「投資」ではない。「20%の罰金免除」だ
まず認識を変えてください。
通常の投資では、利益の約20%が税金として没収されます。
1,000万円儲けても、200万円は国に持っていかれます。
これが資本主義の通常ルールです。
しかし、NISA枠内であれば、この200万円がまるまる手元に残ります。
この「確実な+20%」のリターンを無視して、他のことに金を使う意味がわかりますか?
ありません。
数学的にあり得ません。
NISA枠を埋めないということは、「私はあえて20%の罰金を払う、ドMの納税ボランティアです」と宣言しているのと同じです。
贅沢をする前に、まずはこの「落ちている札束」を拾うのが、理性的生物としての義務です。
「月5万」では遅すぎる。機会損失という“見えない血”が流れている
「無理のない範囲で、月3万円から……」
そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
投資において最も重要なファクターは「時間(複利)」です。
• Aさん: 年間360万円(最短)で5年かけて1,800万円を埋め、その後20年放置。
• Bさん: 月5万円で30年かけて1,800万円を埋める。
同じ年利5%で運用した場合、30年後の資産額には数千万円の差がつきます。
早く埋めれば埋めるほど、複利の雪だるまは巨大になります。
NISA枠が埋まっていない時間は、それだけで「巨大な機会損失(Loss)」を生み出し続けているのです。
金がないから無理?
違います。
飲み会、車、サブスク、身の丈に合わない家賃。
それら全ての「贅沢」を削ぎ落とし、血眼になって枠を埋めるのです。
生活防衛資金以外は、すべてNISAというブラックホールに放り込んでください。
贅沢は「枠を埋めた者」だけに許された特権だ
1,800万円の枠を埋め切った時、初めてあなたは「消費」の権利を得ます。
なぜなら、埋め切った1,800万円(年利5%想定)は、何もしなくても年間90万円の非課税利益を生み出し続ける「不沈空母」になるからです。
• 枠が埋まる前: 労働収入から消費する。 →資産が減る。
• 枠が埋まった後: 資産収入(配当や含み益)から消費する。 →元本は減らない。
この状態になって初めて、「ご褒美」を買ってください。
それまでは、ユニクロを着て、自炊をし、図書館で本を読んでください。
修験者のように禁欲し、最短で枠を埋める。
その5年〜10年の苦行が、残りの50年の人生を「イージーモード」に変えるのです。
まとめ:その1万円は、未来の10万円だ
今、あなたがコンビニで何気なく使った1,000円。
NISA枠に入れておけば、30年後には4,000円、5,000円になっていたかもしれないお金です。
NISA枠が埋まっていない状態での消費は、「未来の資産を、現在の快楽のために安値で売り飛ばす行為」です。
1. NISAは「お得な制度」ではない。「持たざる者の脱出ポッド」だ。
2. 贅沢をするな。最速(年間360万)で枠を埋めることだけに命を燃やせ。
3. 1,800万円埋まるまでは、呼吸をするように入金し続けろ。
「ご褒美」は10年早い。
まずは最強の非課税枠という「器」を満タンにしてください。
そこから溢れ出た水(利益)だけを飲む。
それが、資本家として生きるための最初で最後のルールです。

