
皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。
先の記事で、私は「ほったらかし投資こそ投資の本質」だとお伝えしました。
市場平均に勝とうと努力するのは、優秀なプロがひしめく戦場に素人が特攻するようなものです。
では、投資で勝つために何が必要か?
それは、「戦略的なマインドセット」と「勝てる仕組み」です。
私が資産8000万円を築き、このロジカルな投資戦略を確立する上で、血肉となった書籍は3冊に絞られます。
どれも初心者の方が「もう投資で迷わない」ために、最初に読むべき聖典です。
1. 【マインドセット編】労働者マインドから資本家マインドへ
書籍:『金持ち父さん 貧乏父さん』
ロバート・キヨサキ (著)
なぜ、この本を読むべきか?
このブログの読者であるあなた方は、おそらく高学歴で優秀なビジネスパーソンでしょう。しかし、その優秀さが「労働者(社畜)としての努力」に特化してしまっていることが問題です。
この本は、あなたの優秀な脳を、「いかに労働から解放し、お金に働かせるか」という資本家の視点に切り替えてくれる、マインドセットの教科書です。
• 労働者: お金のために働く。
• 資本家: 資産にお金を働かせる。
特に、「負債」と「資産」の決定的な違いの定義を理解するだけで、あなたの消費行動が大きく変わります。
この本は、インデックス投資の具体的な手法よりも前に、「なぜ投資をしなければならないのか」という根源的な動機を与えてくれます。
「努力が報われる」という幻想を破壊し、資本家としての人生戦略を再構築しましょう。

2. 【実践編】明日から行動するための具体的ロードマップ
書籍:『ほったらかし投資術』
(山崎元・水瀬ケンイチ)
なぜ、この本を読むべきか?
マインドセットが変わったら、次に必要なのは具体的な「行動指針」です。
このカテゴリーの書籍は、「どの証券口座を開設し、どの銘柄を、どのくらいの頻度で買えばいいか」というロードマップを極めてシンプルに示してくれます。
• 複雑な個別株やFXは一切無視。
• eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)やS&P500といった、「投資家が勝つためにデザインされた商品」の優位性を理解できます。
あなたがすべきことは、この本の通りに「証券口座を開設し、クレカ積立を設定する」ことです。
つまり、この本は「面倒なことを考えずに、戦略的な仕組みを構築するためのマニュアル」として使ってください。
本質は、一度設定したら触らない「自動運転」にあります。

3. 【本質編】なぜインデックスが最強なのかの学術的裏付け
書籍:『ウォール街のランダム・ウォーカー』
バートン・マルキール (著)
なぜ、この本を読むべきか?
多くの初心者は、投資を始めて数年経つと、「隣の芝生(個別株)が青く見える」病に罹ります。
そして、インデックス投資の退屈さに耐えられず、ハイリスクな個別株に手を出して資産を失います。
この本は、半世紀以上にわたる市場の歴史と学術的な研究に基づき、「市場の予測はプロでも不可能である」という真実を徹底的に証明します。
• プロのファンドマネージャーですら、市場平均(インデックス)に勝ち続けることがいかに困難であるか。
• あなたがインデックス投資を継続することが、いかに合理的で、勝率の高い戦略であるか。
この本を辞書代わりに持っておくことで、市場が暴落したときや、周りが個別株で騒いでいるときに、「インデックスこそが最高の戦略だ」という信念を揺るぎないものにできます。
知識は武器です。
感情論ではなく、学術的な裏付けを持って投資に臨みましょう。

まとめ:読んだらすぐに行動に移す
私はこれまでたくさんの本を読んできました。
しかし、私は「読書家」ではありません。
「戦略家」です。
本を読んで満足するのではなく、書いてあることを実行するのが、私と凡人を分ける最大の差です。
この3冊を読み終えたら、やるべきことは一つです。
「勝てる仕組み」を構築すること。
すでにあなたは、最適な証券口座の選び方を知っています。
いますぐ、証券口座を開設し、自動で資産が増える人生をスタートさせましょう!


