
皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。
私は現在、会社でいわゆる“窓際管理職”として働いています。
仕事はそこまで忙しくありませんし、責任も比較的軽い立場ですし、毎日定時帰りです。
それでも年収は800万円を超えており、おそらく多くの人から見れば「勝ち組」に見えるポジションかもしれません。
しかし──この立場にいて一番強く感じるのは、「労働収入だけでは豊かになれない」という厳しい現実です。
毎月の給与明細を見るたび、そして資産の増え方を見るたびに、ピケティの有名な式 r>g(資本収益率が賃金の伸び率を上回る) を痛いほど実感します。
労働で年収800万円取っている自分でさえそう感じるのです。
この構造は、誰にとっても避けようがありません。
この記事では、「実際に年収800万円の窓際管理職として働く私」が、なぜ 労働より資産のほうが人生を変える と断言するのか。
その理由と実体験を交えながらお伝えします。
窓際でも年収800万円。だけど“増えない”現実
私自身、窓際管理職として働いていますが、年収は800万円以上あります。
- 毎月の手取りはそこそこ
- ボーナスも一定額出る
- プレッシャーは少なめ
- 激務だった頃より精神的には楽
- 責任も限定的
これだけ聞くと、かなり恵まれているように思えます。
しかし──収入はずっと横ばいのままです。
昇給はほぼストップ。
役職手当も変わらない。
評価も給与にほとんど影響しない。
さらに、60歳以降は年収がガクッと下がる未来が確定 しています。
年収800万円は悪くありません。
ですが、この収入が “未来の豊かさ” を保証しないことも痛感します。
“労働収入には天井がある”
これは働いていると分かる現実です。
一方で、資産は“何もしていないのに”増えていく
労働収入が横ばいの一方で、私はインデックス投資を中心に資産運用を続けてきました。
そして、これこそが本当に驚くほど増える。
例えば、仮に私の資産が 5000万円 だったとしましょう。(計算がわかりやすいので)
株式市場の平均成長である5〜7%で運用できれば…
- 年5% → 250万円
- 年7% → 350万円
働いていなくても、勝手にこの額が増えていきます。
年収800万円で働いている私より、資産のほうがはるかに効率よく稼いでいるのです。
この瞬間、こう思いました。
「あ、これが r>g か…」
労働(g)は限界がある。
資本(r)は無限の可能性がある。
この差は“努力”では埋まりません。
構造的にそうなっている のです。
労働は不利なゲーム。資本に勝つ仕組みじゃない
私自身、窓際管理職として“労働の上位層”の立場にいます。
でも、その立場にいながら感じます。
「労働者はどう頑張っても資本家のフィールドに勝てない」
理由はシンプルです。
- 給料は会社に決められる
- 上がる金額は小さい
- 時間を売っているので限界がある
- 不景気なら簡単に収入が減る
- 健康を失ったら即ストップ
- 昇給幅はインフレに追いつかない
一方で、資本は…
- 勝手に働く
- 勝手に増える
- 経済が成長すれば一緒に伸びる
- インフレに強い
- 止まることがない
資本は「働き続ける超優秀な従業員」です。
私より働いています。
そして、何より恐ろしくて魅力的なのは…資本は24時間365日働くのに、給料が減らないこと。
労働とは根本的に違う次元なんです。
「年収」より「資産」が人生を変えると確信した瞬間
窓際管理職として、年収800万円をもらいながら働いていると、ふと気づきます。
・年収800万は生活を安定させる
・資産8000万は人生を変える
この差は衝撃的です。
いくら年収が高くても、それを使い切ってしまえばゼロです。
また会社に時間を売る生活に戻るだけ。
しかし、資産は違います。
- 使っても減りにくい
- 増えるスピードが速い
- 自由な時間が生まれる
- 老後の不安が消える
- 働く・働かないの選択肢が持てる
“年収”は生活を支えるもの。
“資産”は人生を変えるもの。
私はこの事実を、毎月の給与明細と資産運用レポートを見比べるたびに実感しています。
まとめ:労働者から資本家へ
窓際管理職として年収800万円を稼いでいる私自身が感じたことは、労働にも収入にも限界があるということです。
- 年収800万円は「そこそこ豊か」
- でも増えない・伸びない
- 資産の増加スピードには絶対に勝てない
- r>g は努力ではなく“構造”
- 資産が人生の自由度を決める
だからこそ今は、「労働者」から「資本を持つ側」へ移行することが最重要 だと断言できます。
年収800万円で働く自分より、静かに増え続ける資産のほうが圧倒的に頼りになる。
あなたの人生を変えるのは、“収入”ではなく“資産”です。


