
「努力は必ず報われる」
これは、学校の先生が生徒を管理するために使う、便利な「嘘」です。
ビジネスの世界に、通知表はありません。
あるのは「売上」と「上司の主観」だけです。
あなたがどれだけ残業し、どれだけ丁寧に資料を作ろうが、それが上司のニーズ(あるいはメンツ)に刺さらなければ、価値はゼロ。
むしろ
「仕事が遅い」
「要領が悪い」
というマイナス評価がつくだけです。
汗をかいて満足するのはやめなさい。
それはただの自己陶酔です。
真に優秀なビジネスマンは、汗などかきません。
「最小の労力で、最大のインパクト(評価)を残す」
この冷徹なROI(投資対効果)思考を持てるかどうかが、あなたの年収を決めます。
クソ真面目な奴は、ただの「高コスト人材」だ
なぜ真面目な人が報われないのか。
それは、あなたが「全部100点」を目指しているからです。
• 誰にも読まれない社内資料を、完璧にレイアウトする。
• 一銭にもならないメールの返信に、30分かける。
これは丁寧な仕事ではありません。
「リソースの無駄遣い」です。
会社から見れば、あなたは「どうでもいいことに給料(時間)を使っている、燃費の悪い社員」です。
要領の良い男は、残酷なまでに「手抜き」をします。
「この資料は、部長がざっと見るだけだから60点でいい」
「このメールは、要件だけでいい」
この「見極め(損切り)」ができるからこそ、肝心な「評価される仕事」に全精力を注げるのです。
上司は「成果」ではなく、「安心感」を買っている
要領の良い男がやっているのは、業務処理ではありません。
「上司のメンタルケア」です。
真面目な人は、完成してから「できました!」と100点のものを出そうとします。
しかし、上司は待っている間、「あいつ、本当に大丈夫か?」と不安になっています。
要領の良い男は違います。
まだ20点しかできていなくても、「方向性はこんな感じでどうですか?」とチラ見せします。
すると上司は「お、やってるな(安心)」と感じ、さらに「ここはこうして」と口出しできる(承認欲求が満たされる)ので、満足度が上がります。
結果、成果物のクオリティが同じでも、「こまめに報告してくるあいつ(要領良)」>「突然持ってくるお前(真面目)」という評価になります。
仕事とは、上司を不安にさせないための「演出」なのです。
「虎の威」は、借金してでも借りろ
要領の良い男は、絶対に一人で戦いません。
他人の力、権威、流行り……使えるものは何でも利用します。
• 他人のアイデアをパクる(TTP:徹底的にパクる):ゼロから考える時間は無駄です。
• キーマンを味方につける:決定権のある人に先に根回しをしておけば、会議は消化試合になります。
• 「みんな言ってます」と言う:自分の意見を通すために、主語を大きくして錯覚させます。
「卑怯だ」と思いますか?
いいえ、これが「レバレッジ(てこの原理)」です。
自分の小さな力だけで岩を動かそうとするのは、ただの馬鹿正直。
道具(他人・権威)を使って岩を動かすのが、知性です。
ハッタリをかませ。実力は後から辻褄を合わせろ
最大の秘訣はこれです。
「できます」と言い切れ。
要領の良い男は、やったことがない仕事でも、涼しい顔で「できます(自信)」と言います。
すると、その自信が「実力がある」という「錯覚資産」を生み、チャンスを引き寄せます。
やり方は、受注してから必死に考えればいいのです。
あるいは、できる部下や同僚に投げればいい。
「風呂敷を広げるスキル」と「畳むスキル」は別物です。
広げなければ、何も始まりません。
嘘でもいいから「できる」と言う。
そのハッタリが、あなたの限界を強制的に突破させます。
まとめ:仕事は「ドキュメンタリー」ではない。「演劇」だ
汗水垂らして働く姿は、美しいかもしれません。
しかし、観客(上司・会社)が求めているのは、苦労話ではなく「ハッピーエンド(利益)」だけです。
舞台裏でどれだけサボっていても、ステージの上でスポットライトを浴びた瞬間に、最高に輝いていればそれでいい。
これからは、作業員になるのをやめて、「主演男優」になりなさい。
涼しい顔で、嘘をつき、手柄を独占する。
それくらいの図太さがなければ、この理不尽な資本主義のジャングルで、美味しい果実(高評価・高収入)を手に入れることはできません。

