
「自信がないから、まだ手を挙げられない」
そうやって謙虚に振る舞っている間に、あなたより能力の低い自信家が、そのポストを奪っていった経験はありませんか?
悔しがる必要はありません。
それが市場原理です。
市場は、中身(実力)を見る前に、パッケージ(自信)を見ます。
パッケージが貧相なら、どんなに高性能な商品でも手に取ってもらえません。
30代のキャリア戦略において、「自信」はメンタルの問題ではなく、「マーケティング(見せ方)」の問題です。
実力不足を嘆く前に、まず「自信」という最強のUI(ユーザーインターフェース)を実装しなさい。
「根拠」など探すな。「未来」から前借りせよ
「私にはまだ実績がないから……」
そんな言い訳は、幼稚園で卒業してください。
「根拠なき自信」とは、妄想ではありません。
「未来の自分への信用取引(レバレッジ)」です。
今はできなくても、「やると決めた自分」を信じ、先に「できます」と言い切る。
そうすれば、脳は整合性を取るために必死で方法を探し出し、結果として実力が追いつきます。
孫正義も、イーロン・マスクも、最初は全員「大ボラ吹き」でした。
彼らは現状(根拠)を見ず、未来(ビジョン)だけを見て自信を持っていました。
あなたも、自分の「現在地」を根拠にするのをやめなさい。
「目的地」を根拠にするのです。
自信のない男は、組織の「セキュリティホール」だ
30代、特に管理職候補として見られる時期に「自信のなさ」を見せることは、致命的なミスです。
部下は、自信のない上司を「頼りない」とは思いません。
「危険だ」と思います。
いざという時に自分たちを守ってくれないからです。
上司は、自信のない部下を「謙虚だ」とは思いません。
「コストがかかる」と思います。
いちいち背中を押してやらねば動かないからです。
つまり、自信がない態度は、周囲に対して「私はこの組織の弱点(セキュリティホール)です」と宣伝しているのと同じです。
淘汰されたくなければ、胃が痛くても、冷や汗をかいていても、顔だけは「鉄仮面」のように堂々としていなさい。
「オーラ」とは、単なる「非言語情報の演出」である
「あの人にはオーラがある」
それは魔法ではありません。
単なる「演出(ハック)」の結果です。
自信があるように見える人間には、共通のアルゴリズムがあります。
1. ゆっくり動く:焦っている人間は動きが速く、細かい。王者は常にゆったりと動く。
2. 低い声で断定する:「〜と思います」ではなく「〜です」。語尾を下げる。
3. 目を逸らさない:沈黙を恐れず、相手を見据える。
これらは、実力がなくても明日から実行可能です。
形から入れば、周囲の扱いが変わります。
扱いが変われば、本当に自信がついてきます。
オーラとは、内面から滲み出るものではなく、「外側から意図的に纏う(まとう)もの」なのです。
謙虚さは「美徳」ではなく「機会損失」だ
日本人は謙虚さを美徳としますが、資本主義においてそれは「機会損失(オポチュニティ・ロス)」です。
あなたが「私なんて……」と辞退した仕事は、誰かがやります。
その誰かは、あなたより無能かもしれませんが、「やります!」と言ったその勇気だけで、経験値と報酬と人脈を総取りします。
30代からの格差は、ここで生まれます。
「できるかどうか」で悩むな。
「やるかやらないか」でもない。
「やります」と言った後に、震えながらやり方をググる。
この図太さを持った人間だけが、天井を突き破って上のステージに行けるのです。
まとめ:あなたは「自分という商品」の営業マンだ
ダメな営業マンは、「この商品はまだ欠点がありまして……」と正直に説明します。
優秀な営業マンは、「この商品は最高です。未来を変えます」と断言します。
あなたは、あなた自身の営業マンです。
商品(自分)に欠点があることなど、百も承知でしょう。
しかし、それを馬鹿正直に表に出してどうするのですか?
「私は最高の商品である(これからそうなる)」
そう信じ込み、堂々と売り込みなさい。
実力なんて、売れた後で必死につければいいだけの話です。
ハッタリを現実に変えるプロセス。
それを「成長」と呼ぶのです。

