
皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。
日々、自己を律することに尽力しているでしょうか?(大げさ)
「タバコを吸うのが幸せ」「お酒を飲むのが楽しみ」「甘いお菓子がやめられない」「SNSを見ると安心する」、こうした“小さな幸せ”を奪うのは酷だ、と言う人がいます。
でも、それは本当に幸せなのでしょうか?
結論から言えば――いいえ。
それは幸せではなく、ただの依存です!!
幸せと依存はまったく違う
幸せとは、本来「心が満たされる状態」のことです。
一方で依存は、「刺激が切れると不安になり、また欲しくなる状態」です。
- タバコを吸わないとイライラする
- お酒を飲まないとリラックスできない
- 甘いものがないと気持ちが落ち着かない
- SNSを見ないと置いていかれる気がする
これらはすべて、“満たされている”のではなく、欠乏を一時的に埋めているだけなのです。
それらを手に入れた時に発生するのは、幸せではなく、欠乏の先延ばしです。
幸せに見える「依存の罠」
依存の怖いところは、本人が「幸せ」だと勘違いしてしまうことです。
- タバコを吸っている瞬間は落ち着いている
- お酒を飲んでいる時は楽しい
- 甘いお菓子を食べているときは満足している
- SNSで“いいね”をもらうと承認された気になる
確かに一瞬は気分が良くなりますね。
しかしそれは マイナスの状態をゼロに戻しているだけなんです。
本当の幸せとは「ゼロからプラスに向かう感覚」なのに、依存は「マイナスからゼロに戻るだけ」。
つまり進歩も成長もなく、ただ繰り返しを生むだけなのですよ。
依存をやめたときに分かること
一度、依存から距離を置いてみると気づきます。
- タバコをやめたら「吸わない不安」がなくなり、集中力が増した
- お酒を控えたら、翌朝の爽快感が本物の快楽だった
- 甘いものを減らしたら、味覚が研ぎ澄まされ自然の甘さで満足できるようになった
- SNSを減らしたら、時間が増えて現実の人間関係が深まった
依存の中では“奪われている”と気づけないのです。
やめて初めて、依存が幸せを装っていただけだと理解できます。
本当の幸せとは?
幸せとは、健康であること、心が安定していること、誰かとの関係性が深まること、自分の成長を感じられること。
これらは依存とは違い、やめられないどころか続けるほどに人生を豊かにしてくれます。
- 運動は体力と自信を生む
- 学びは自己肯定感を育てる
- 誰かを大切にすることは信頼を積み重ねる
- 創造的な活動は未来を広げる
これらは「中毒性」ではなく「持続的な充足感」を与えてくれます。
依存が奪うのは時間と健康、本当の幸せはそれらを豊かにするのです。
まとめ:依存から抜け出し、本当の幸せを
喫煙、飲酒、お菓子、SNS――。
「小さな幸せだから奪うな」とよく言われますが、それは幸せではありません。
依存を“幸せ”と誤解しているだけです。
幸せは外から与えられるものではなく、自分の中に生まれるもの。
依存を手放したとき、人はようやく“自分でつくる幸せ”を知ります。
人生は一度きりですよ?
偽物の幸せに時間を奪われるのか、本物の幸せを自分でつかむのか。
選ぶのは、いつだって自分自身なのです!!



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