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汗水垂らして労働で稼いだ金は重くて使えない。投資で得たあぶく銭が人生を豊かにする理由

心(シン)
心(シン)
執筆者

人生ROI理論提唱者
人生ROI(前進効率) = 前進量 ÷ 投下リソース
・幸せとは前進の効率で決まります。
・前進しても疲弊していたら意味がありません。
・ムダな投下リソースを徹底的に削りましょう。
・前進量にレバレッジをかけましょう。
人生を「気合い」ではなく「設計」で前に進める方法を発信しています。

スペック
・米国株インデックス投資家
 資産:個人8,000万円 / 世帯1億円
・大企業管理職
 年収800万円・定時退社
・FP / 宅建士 / 簿記 ほか資格保有
・妻+子供2人の4人家族
・kindle電子書籍出版中
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「ケチな人」と「倹約家」は違います。

しかし、最も不幸なのは「金はあるのに、使うことに罪悪感を感じて動けなくなっている人」です。

なぜ、あなたの財布の紐は固結びになって解けないのか。

それは、あなたが稼いだお金が「重すぎる」からです。

嫌な上司に頭を下げ、満員電車に揺られ、寿命をすり減らして得た1万円。

それはもはや通貨ではなく、あなたの「血肉そのもの」です。

自分の肉を切り取って買い物をするようなものですから、痛みが伴うのは当然です。

しかし、この「重さ」こそが、あなたを貧困マインドに縛り付ける鎖です。

お金を軽くし、流動させなければ、人生は腐っていきます。

給料とは、労働の対価ではなく「苦痛への慰謝料」だ

まず、給与明細の認識を改めてください。

あれは「あなたが提供した価値の対価」ではありません。

「あなたが我慢した理不尽やストレスに対する慰謝料」です。

• 嫌な会議に耐えた代償。

• 自分の時間を殺した代償。

• プライドを捨てた代償。

そうやって苦しんで手に入れた「慰謝料」を、おいそれと高級ランチや旅行に使えますか?

使えません。

「あんなに苦労したのに、一瞬で消えるなんて」というサンクコスト(埋没費用)バイアスが働くからです。

結果、あなたは稼げば稼ぐほど、その苦労の量に比例して、お金を使えない「守りの姿勢」に入り込みます。

これが「小金持ちの老人」が、死ぬまで質素倹約を続ける理由です。

「重い金」は、あなたの機動力を奪う

お金が重くなると、人生のフットワークが死にます。

• 「面白そうなセミナーがある(3万円)」→ 汗水たらした3万円だから、失敗したくない → 参加しない

• 「旅行に行きたい(10万円)」→ 10万円稼ぐ苦労を思い出す → 行かない

こうして、本来なら自分を成長させるはずの「投資」や「体験」への出費が止まります。

手元に残るのは、通帳の数字(慰謝料の総額)だけ。

「金はあるが、経験値も思い出もない」

これが、労働収入だけに依存した人間に訪れるバッドエンドです。

投資の利益が「あぶく銭」と呼ばれる理由

一方で、株の配当金や、不動産収入、あるいはうまくいった副業で得たお金はどうでしょうか。

これらは、あなたが直接汗をかいたわけではありません。

資本(仕組み)が稼いできたお金です。

世間はこれを「あぶく銭」と卑下しますが、資本家にとってはこれが「真の通貨」です。

なぜなら、「軽い」からです。

• 「配当が入ったから、妻と寿司でも行くか」

• 「副業がうまくいったから、新しいPCを買おう」

そこには「苦痛の記憶」が付着していません。

だから、躊躇なく次の投資や喜びに回せる。

お金が血液のようにサラサラと循環し、人生を豊かにしていくのです。

「重い金」を「軽い金」で薄めろ

いきなり労働をやめるのは無理でも、比率を変えることはできます。

給料(重い金)だけで生きていると、人生は息苦しくなります。

そこに、少しずつでいいから、配当や副業収益(軽い金)を混ぜていくのです。

「今日のランチは、配当金で払った(実質無料)」

そう思えた瞬間、脳にかかるブレーキが外れます。

お金を使う罪悪感が消え、純粋に体験を楽しめるようになる。

「資金の軽量化」こそが、あなたのメンタルブロックを破壊する唯一の方法です。

まとめ:金に「情念」を込めるな

「苦労して稼いだお金は尊い」

それは道徳の授業では正解かもしれませんが、資本主義のゲームでは「呪い」です。

お金に、あなたの汗や涙や怨念を込めないでください。

そんな重いものを背負っていたら、高く飛べるわけがありません。

仕組みで稼ぎ、涼しい顔で受け取り、軽やかに使う。

それができるようになって初めて、あなたは「お金の奴隷」から「お金の主人」になれるのです。

財布の中身を、あなたの「血肉」ではなく、単なる「便利な道具」に戻しましょう。

実践ストーリー

・呪われた貯金通帳

「タクシーなら2,000円か……。ダメだ、もったいない」

土砂降りの金曜日、深夜23時。

僕(35歳)は、駅のホームで濡れたスーツの裾を気にしながら震えていた。

残業でクタクタだ。

タクシーを使えば15分で帰れる。

でも、使えない。

僕の頭の中では、自動的に残酷な計算が行われていた。

(2,000円。これは、あのパワハラ部長に1時間怒鳴られ続けて、やっと手に入る金額だ。それをたった15分の移動で燃やすなんて、正気じゃない)

僕の通帳には1,000万円ある。

同世代と比べれば貯め込んでいる方だ。

しかし、僕は不幸だった。

コンビニでおにぎりを選ぶ時も、友人の結婚式のご祝儀も、何を払う時も「痛み」が走る。

僕にとってお金は「通貨」ではなかった。

自分の寿命と精神を削り取って固めた「血肉そのもの」だった。

だから財布の紐は、僕の皮膚と縫い付けられているように硬く、解こうとすると血が出るほど痛かった。

「金はあるのに、何もできない」

僕は重すぎる財布に押し潰され、雨の中で立ち尽くしていた。

・「あぶく銭」という救い

「お前、金を使うとき苦しそうな顔するよな」

久しぶりに会った大学時代の友人・桐島が言った。

彼は投資で成功し、悠々自適に暮らしている。

高級寿司屋のカウンター。

彼は時価のウニを、まるで駄菓子のように注文した。

「桐島、お前は怖くないのか? 汗水垂らして稼いだ金を、一瞬で胃袋に入れるなんて」

彼は笑って首を振った。

「違うな。俺が使ってるのは、汗水垂らした金じゃない。『あぶく銭』だよ」

「あぶく銭?」

「ああ。株や不動産が、俺が寝ている間に勝手に稼いできた金だ。そこには『苦労』も『我慢』も付着していない。だから『軽い』んだよ」

桐島は僕のグラスに酒を注ぎながら言った。

「お前の金が使えないのは、それが労働の対価じゃなくて、『苦痛への慰謝料』だからだ。自分の肉を切り売って得た金だから、使うのが怖いんだろ? でもな、その重さが、お前の人生を腐らせてるんだぞ」

雷に打たれたような衝撃だった。

僕の1,000万円は、資産じゃなかった。

僕の怨念と我慢の墓場だったのだ。

その日から、僕は「労働だけで生きる」ことをやめた。

給料(重い金)を生活費で消すのをやめ、痛みを堪えて証券口座(洗浄機)にぶち込んだ。

金を「軽く」するために。

・重力からの解放

3年後。

僕は空港のラウンジにいた。

行き先はハワイ。

ビジネスクラスのチケット代、30万円。

かつての僕なら、値段を見ただけで卒倒していただろう。

だが、今の僕は涼しい顔で決済ボタンを押した。

なぜなら、この30万円は、僕が汗をかいて稼いだ給料ではないからだ。

保有する高配当株から振り込まれた、純度100%の「あぶく銭(配当金)」だ。

(この金には、上司へのペコペコも、満員電車のストレスも入っていない。ただの数字だ)

罪悪感はゼロ。

あるのは、純粋にこれからの旅を楽しむワクワク感だけ。

「お客様、シャンパンはいかがですか?」

CAさんに勧められ、グラスを受け取る。

窓の外に広がる青い空。

僕はついに、自分を地面に縛り付けていた「重力」を断ち切ったのだ。

財布の中身はもう、僕の血肉ではない。

僕の人生を豊かに彩るための、軽やかで便利な「道具」に戻ったのだ。

「いただきます」

僕は笑顔で、極上の「あぶく銭」を飲み干した。

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