
「お金の話ばかりするのは品がない」
「金持ちは性格が悪い」
もしあなたが心のどこかでそう思っているなら、残念ながらあなたは一生貧乏のままです。
これは呪いでもなんでもなく、単純な「適性」の話です。
資本主義社会とは、全員参加の強制ゲームです。
そのゲームにおける勝利条件(スコア)が「お金」である以上、スコアを稼ぐことを「汚い」と否定するプレイヤーが、上位ランカーになれるはずがありません。
プロの投資家や富裕層は、お金の亡者ではありません。
彼らは、資本主義というゲームを心から愛し、攻略することに熱中している「ゲーマー」なのです。
今回は、お金に対するメンタルブロック(清貧の思想)を解除し、ゲームの勝者になるための「執着力」について解説します。
「清貧」は敗者の自己防衛。「すっぱい葡萄」に気づけ
イソップ寓話の「すっぱい葡萄」を知っていますか?
高い木にある葡萄(富)を取れなかったキツネは、「あの葡萄はどうせ酸っぱくて不味いに決まっている」と言い訳をして去りました。
「お金なんて汚い」
「金持ちは不幸だ」
と言う人は、このキツネと同じです。
自分がお金を稼ぐ能力がない(あるいは努力したくない)という事実を直視したくないため、お金自体の価値を貶めることで、精神の安定(認知的不協和の解消)を図っているだけです。
まず認めましょう。
お金は、綺麗です。
それは誰かの役に立った対価であり、信用を数値化したものであり、あなたの人生の選択肢を広げるチケットです。
「汚い」のはお金ではなく、それを汚い方法(詐欺や搾取)で扱った人間だけです。
金持ちは「札束」が好きなのではない。「攻略」が好きなのだ
「金持ちは金の亡者だ」というのは誤解です。
彼らは、物理的な紙切れ(一万円札)に興奮しているわけではありません。
彼らが愛しているのは、「自分の仮説通りに市場が動き、資産(スコア)が増えるプロセス」そのものです。
• サッカー選手: ゴールを決めるまでの戦略と技術に熱狂する。
• 投資家: 資産が増えるまでの分析と判断に熱狂する。
どちらも同じです。
お金を増やす行為は、経済、心理、確率、歴史、あらゆる知識を総動員して行う「知的総合格闘技」です。
このゲームの面白さに気づき、夢中になった人だけが、結果として莫大なスコア(資産)を手にします。
「お金に興味がない」というのは、「このゲームのルールブックを読みたくない」と言っている怠惰なプレイヤーです。
1円への執着は「プロ意識」だ。ドンブリ勘定は素人の証
「1円単位で割り勘する男はモテない」などと言われますが、ビジネスの世界では逆です。
数字にルーズな人間は、絶対に金持ちになれません。
ソフトバンクの孫正義氏や、ファーストリテイリングの柳井正氏のようなカリスマ経営者ほど、細部の数字(コストや利益率)に対して執着します。
なぜなら、「1円」をおろそかにすることが、やがて「1億円」の損失に繋がる構造を知っているからです。
プロのアスリートが、フォームの数ミリのズレを修正するために何時間も費やすように、プロの資本家は、資産の0.1%の手数料や、数百円の無駄な支出に目を光らせます。
これを「ケチ」と笑うのは、プロ意識のない素人だけです。
お金を愛するとは、「1円という最小単位に対して、敬意と緊張感を持つこと」なのです。
まとめ:資本主義を愛せ。そうでなければ退場せよ
日本に住み、日本円を使い、企業で働いている以上、あなたは資本主義というフィールドに立っています。
嫌々プレーしている選手に、ボール(お金)は回ってきません。
1. 「お金=汚い」は敗者の言い訳。お金は「信用の証」だ。
2. ゲームを楽しめ。資産形成は最高にスリリングな知的パズルだ。
3. 1円を愛せ。細部への執着こそが、プロとアマチュアを分ける。
今日から、通帳の数字を見てニヤニヤしてください。
スーパーで10円安い食材を選ぶ自分を誇ってください。
それは「守銭奴」になったのではありません。
この世界で生き抜くための「ゲーマーとしての適性」が目覚めた証拠なのです。
