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S&P500はPERが高いから買わない?それは市場の成長シナリオを捨てる消極的思考

心(シン)
心(シン)
執筆者

人生ROI理論提唱者
人生ROI(前進効率) = 前進量 ÷ 投下リソース
・幸せとは前進の効率で決まります。
・前進しても疲弊していたら意味がありません。
・ムダな投下リソースを徹底的に削りましょう。
・前進量にレバレッジをかけましょう。
人生を「気合い」ではなく「設計」で前に進める方法を発信しています。

スペック
・米国株インデックス投資家
 資産:個人8,000万円 / 世帯1億円
・大企業管理職
 年収800万円・定時退社
・FP / 宅建士 / 簿記 ほか資格保有
・妻+子供2人の4人家族
・kindle電子書籍出版中
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「今のS&P500はPER20倍を超えている。割高だから暴落を待つべきだ」

もっともらしい顔をしてこう語る自称・慎重派の投資家がいます。

断言します。

彼らは永遠に買えません。

そして、指をくわえてチャートが右肩上がりに伸びていくのを眺めながら、インフレで現金の価値を溶かしていく運命にあります。

S&P500において、PER(株価収益率)の高さを理由にエントリーを躊躇するのは愚策です。

なぜなら、その「高さ」こそが、米国企業が世界を支配し続けるという「勝利への期待値(プレミアム)」そのものだからです。

今回は、なぜ教科書通りの「割安株狙い」がS&P500には通用しないのか。

その残酷な現実を解説します。

PERは「過去」の数字。「未来」の覇者は常に高い

PER(株価 ÷ 1株益)が高いということは、利益に対して株価が高い状態です。

教科書的には「割高」です。

しかし、現実の市場ではどういう意味を持つか?

「今後、圧倒的に稼ぐことが約束されている」という意味です。

AmazonやNVIDIAを見てください。

彼らのPERはずっと「割高」でした。

「割安になるまで待とう」とした人たちはどうなりましたか?

置いていかれました。

S&P500は、GAFAMをはじめとする世界最強の企業集合体です。

彼らは独占的なプラットフォームを持ち、価格決定権を持ち、世界中から富を吸い上げています。

そんな「集金マシーン」に、市場が高い値をつけないわけがありません。

PERが低い株が良いのではありません。

PERが低い株は、市場から「成長しない」と見限られているゴミである可能性が高いのです。

「様子見」は、米国経済への“冒涜”だ

「割高だから買わない」という判断。

それはつまり、「Googleはこれ以上検索されない」「iPhoneはもう売れない」「AI革命は起きない」と予測しているのと同じです。

あなたは、世界中の天才エンジニアや経営者が死に物狂いで生み出すイノベーションよりも、自分の「割高感」という直感を信じるのですか?

それは傲慢です。

過去数十年の歴史が証明しています。

ITバブル、リーマンショック、コロナショック。

一時的にPERが調整されることはあっても、企業の「稼ぐ力(EPS)」は回復し、株価は高値を更新し続けてきました。

「成長シナリオ」を否定して勝てるほど、資本主義は甘くありません。

現金(キャッシュ)は、腐りゆく生鮮食品だ

「安くなったら買う」

この言葉がいかに危険か、理解していますか?

S&P500が調整局面を迎えるのを待っている間にも、2つの敵があなたの資産を攻撃しています。

1. インフレ: じわじわと現金の購買力が下がる。

2. 機会損失: 待っている間に株価が上がり、「買えなかった利益」が積み上がる。

もし明日、暴落が来なかったら?

来年もPERが高いまま、株価が20%上がったら?

あなたは指をくわえて見ているだけです。

そして、「さらに割高になったから買えない」と言い訳を重ねます。

「ノーポジション(現金待機)」こそが、最大のリスクなのです。

高値でも掴め。それが「勝者の入場料」だ

「じゃあ、高値掴みしろってことか?」

その通りです。

S&P500のような超優良資産においては、「今日の最高値」が「10年後の最安値」である可能性が極めて高いのです。

PER20倍だろうが25倍だろうが、関係ありません。

それは、成長する特急列車に乗るための「乗車賃」です。

どうしても怖いなら、時間分散(積立投資)をすればいい。

毎月定額を買えば、PERが高い時は少なく買い、低い時は多く買えます。

重要なのは、「割高感」を言い訳にして、市場から逃げ出さないことです。

まとめ:ビビるな。資本主義の暴力に乗っかれ

PERという単なる「割り算の答え」に振り回されないでください。

1. PERの高さは「期待の高さ」だ。王者は常にプレミアム価格だ。

2. 待つな。待っている間に、資本家たちは遥か先へ行ってしまう。

3. 恐怖心(ノイズ)を無視して、成長力(シグナル)を買え。

S&P500を買うということは、細かい数字遊びをすることではありません。

「人類の欲望と経済成長は止まらない」という、資本主義の根源的なエネルギー(暴力)にベットすることです。

PERのグラフとにらめっこしている暇があったら、今すぐ注文ボタンを押してください。

10年後、あなたは「あの時、割高でも買っておいてよかった」と必ず思うはずです。

実践ストーリー

・教科書を信じ、現実を無視した「慎重派」の末路

38歳、銀行員の松岡(仮名)。

彼は職業柄、財務諸表や指標(インデックス)を読み解くのが得意でした。

2021年、S&P500のPERが20倍を超えたのを見て、彼は同僚にこう説教しました。

「今は歴史的に見ても割高だ。バブルが弾けるのは時間の問題。賢い投資家は、調整局面が来るまでキャッシュ(現金)を厚くして待つものだよ」

彼は「賢明な投資家」を気取り、投資資金の1,000万円を銀行預金に眠らせていました。

2022年の下落局面では「ほら見ろ、俺の言った通りだ。もっと下がるまで待つぞ」と勝ち誇りました。

しかし、底を打った瞬間に飛び乗る勇気はなく、気づけば相場は2023年、2024年と高値を更新。

彼の預金口座の1,000万円は、インフレで購買力がじわじわと削られる一方で、S&P500に乗っていた同僚の資産は1.5倍、2倍へと膨らんでいきました。

「いつか暴落する」と言い続けて5年。

彼は、暴落で失うリスクよりも、「上がっていく相場に乗れないリスク(機会損失)」の方が遥かに致命的であることに、ようやく気づいたのです。

・PERとは「未来を支配するコスト」である

後悔に苛まれる中、彼はあの「資本家の本質」を突いた記事に出会います。

『PERの高さは、勝利への期待値(プレミアム)そのものだ』

『現金は、腐りゆく生鮮食品である』

松岡は、自分が「過去の統計」というバックミラーだけを見て運転していたことに気づきました。

米国のトップ企業たちは、過去の延長線上で戦っているのではない。

AI、量子コンピューティング、エネルギー革命……。

彼らが作っているのは「誰も見たことがない未来」です。

その未来の覇権を握ることが約束されている企業に、PER15倍という「平均点」を求めること自体が強欲であり、傲慢だったのです。

さらに、彼が「安全」だと思って握りしめていた現金は、物価上昇という名のシュレッダーによって、毎日少しずつ細切れにされていたのでした。

「割安を待つのは、特急列車が駅を通過するのを眺めながら、切符の値段が下がるのを待つようなものだ。電車は二度と戻ってこない」

・最高値での「高値掴み」が、10年後の自分を救う

2025年後半、S&P500が史上最高値を更新し続ける中、松岡はついに決断しました。

「割高」というノイズを脳内から排除し、1,000万円全額を一括で投入したのです。

彼の手に入れた景色は、以前とは全く違うものでした。

• キャッシュ待機時代:

「下がれ、下がれ」と世界の不幸を願うような暗い情熱を持ち、インフレに怯える日々。

• 一括投資後の現在:

「世界が便利になれば、俺の資産も増える」という、人類の進歩を肯定する明るいマインドへの転換。

たとえ購入直後に数%の調整が入ったとしても、松岡はもう動じません。

「今日の最高値は、10年後の最安値である」という真理を理解したからです。

彼は、自分が買ったのは「単なる株」ではなく、世界最強の集金システムへの「永久入場許可証」であることを確信しています。

「PERが20倍? 安すぎる。世界を支配する権利が、たったそれっぽっちの値段で買えるんだから」

彼は今、以前の自分と同じように「割高だ」と騒ぐネットの声を横目に、静かにコーヒーを啜っている。

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