
「安定した企業に入って、定年まで安泰に暮らしたい」
もし本気でそう思っているなら、今すぐその思考回路を焼き切ったほうがいい。
それは「座り心地の良い電気椅子」を探しているのと同じです。
スイッチ(リストラ・倒産・買収)を握っているのは他人。
あなたはいつ電流が流れるか怯えながら、ただ座っているだけ。
資本主義において「安定」とは、誰かに守ってもらうことではありません。
「いつでもここを去れる」というカードを懐に隠し持っている状態のことです。
「選ばれる側」でいるうちは、あなたはただの「交換可能な部品(リプレイス・パーツ)」に過ぎない。
部品から脱却し、操縦席を奪い取るためのロジックを叩き込みます。
「安定企業」という名の“高級な家畜小屋”を探すな
「大企業だから安心」
「老舗だから潰れない」
そんな昭和の遺物をまだ信じているのですか?
企業の寿命は年々短くなっています。
たとえ会社そのものが存続しても、あなたの席が残る保証はどこにもない。
黒字リストラ、早期退職の強要、AIによる業務代替。
これらはすべて「経営の最適化」という名の元に行われる、資本家によるコストカットです。
「安定企業に入りたい」という思考は、「エサが保証された綺麗な家畜小屋に入りたい」と言っているのと同じです。
小屋の主(経営者)が変われば、ルールも変わる。
最悪の場合、出荷(解雇)される。
その時になって「約束が違う」と泣き喚いても、市場は冷徹です。
誰も助けません。
あなたは「解約可能なサブスク」であると自覚せよ
経営者視点であなたを見ましょう。
会社員とは、毎月給与というコストを支払って利用する「サブスクリプション・サービス」です。
Netflixを見ていて、
「最近つまらないな」
「高いな」
と思ったらどうしますか?
解約しますよね。
同じです。
あなたのパフォーマンスが給与(コスト)に見合わなければ、企業はあなたを「解約」したくなる。
日本の法制度で解雇が難しくても、飼い殺しや追い出し部屋という手段で解約を迫ります。
逆に、「解約されたら困る」と思わせるコンテンツ(スキル・実績)を持っていますか?
ここに自信がないのなら、あなたが感じている「安定」は、単に「まだ解約ボタンを押されていないだけ」の砂上の楼閣です。
自身を「株式会社・自分」としてB/S(貸借対照表)で見ろ
他人の作った船(会社)に乗っかっているだけで、人生が安定するわけがない。
本当の安定を手に入れる唯一の方法は、あなた自身が「一人の企業」として自立することです。
自分のバランスシート(B/S)を想像してください。
• 資産の部:換金可能なスキル、人脈、経験、信頼。
• 負債の部:家のローン、見栄のための消費、無駄なプライド。
「安定企業に勤めている」というのは、単なる「属性」であり、あなたの「資産」ではありません。
会社の名刺を捨てたとき、あなたには何が残りますか?
何も残らないなら、それは破産予備軍です。
市場価値という名の「武器」を磨きなさい。
どこへ行っても利益を出せる人間になれば、会社なんてただの「取引先」の一つに格下げできます。
「条件が合わなければ、いつでも他へ行く」
このマインドセットこそが、資本主義社会における最強の防具なのです。
まとめ:恐怖を燃料に変えて進め
ここまで散々、厳しい言葉を投げつけました。
ムカつきましたか?
それとも、背筋が凍りましたか?
それでいい。
その「恐怖」こそが、あなたを動かすガソリンになります。
実は、私もかつては「安定」にしがみつく側の人間でした。
会社の看板がなければただの凡人。
リストラの噂におびえ、上司の顔色を伺い、家のローンに胃を痛める日々。
あの時の惨めさと恐怖が、今の私を作っています。
「安定企業に入りたい」という願い自体は、家族を守りたい、平穏に暮らしたいという人間的な優しさから来るものでしょう。
それは否定しません。
だが、優しさだけでは大切なものは守れないのが、この資本主義の現実です。
守りたいなら、強くなれ。
会社に依存せず、自分の足で立て。
スキルを磨き、牙を研げ。
そうすれば、結果として「安定」は向こうから擦り寄ってきます。
さあ、準備はいいですか?
甘ったれた昨日を捨て、今日から自分の市場価値を上げる戦いを始めましょう。

