

こんにちは、最近生活コストが上がってしまった心です。
メディアの老後2,000万円問題に踊らされている人は、思考停止しています。
あれはあくまでモデルケース(架空の平均人)の話であり、あなたの話ではありません。
資産形成において重要なのは、自分の運用コストを把握することです。
ベンチャー企業が、毎月いくらキャッシュを使って生きているかを知らなければ、いつ倒産するか予測できません。
あなたも同じです。
世間一般の安心ではなく、あなたという会社が潰れないための最低ラインを算出しましょう。

自分の運用コストを知る。あなたのミニマムライフコストは?
まず、家計簿という名のPL(損益計算書)を見てください。
そして、そこから贅沢費をすべて剥ぎ取った、生きていくために不可欠なコストを抽出してください。
それがあなたのミニマムライフコスト(最低生活費)です。
・家賃(雨風をしのぐ)
・食費(カロリー摂取)
・光熱費・通信費(インフラ)
これらは、あなたという企業の固定費です。
月15万円で生きられる人と、月30万円ないと生きられない人。
後者は、前者の2倍の燃費の悪いエンジンを積んでいます。
燃費が悪ければ、当然、ゴールまでに必要なガソリン(資産)は膨大になります。
まずは自分のエンジンの燃費性能を把握してください。
生活費 × 25倍。これが自由の定価
ゴール設定の公式は、世界中の投資家が採用している4%ルールに基づけば、こうなります。
年間支出額 × 25 = FI
・月15万円(年180万)で生きる人: 180 × 25 = 4,500万円
・月30万円(年360万)で生きる人: 360 × 25 = 9,000万円
1億円目指そうなんて妄想する必要はありません。
もしあなたが月15万円で満足できるなら、4,500万円貯まった時点でゲームクリアです。
逆に、見栄を張って月30万円の生活をしているなら、9,000万円貯めるまで労働は終わりません。
あなたの生活コストが、あなたの労働期間を決めているのです。
コストカットは時間の購入。見栄を捨てればゴールは近づく
この計算式から導き出される戦略。
それは、生活水準を下げることです。
月1万円の節約を甘く見てはいけません。
月1万円生活費を下げれば、年間12万円。
12万円 × 25 = 300万円。
つまり、サブスクを一つ解約し、格安SIMに変えるだけで、300万円分の資産を作る労力から解放されるのです。
300万円貯めるのがどれだけ大変か、あなたなら分かるはずです。
節約とは、単なる我慢ではありません。
ゴールテープを自分の方へ手繰り寄せる、タイム・ショートカット術なのです。
ゴールを二階建てに。まずは最低限のラインを確保する
いきなりリッチなFIREを目指すから挫折するのです。
ゴールは2段階で設定してください。
1. 【生存防衛ライン】ミニマムコスト × 25倍
最低限生きていける金額。
ここを達成すれば、嫌な仕事をいつでも辞められる拒否権が手に入ります。
2. 【完全自由ライン】理想の生活費 × 25倍
たまには旅行に行き、美味しいものを食べる生活。
ここはあくまでボーナスステージ。
まずは1階部分(生存防衛ライン)を最速で構築しましょう。
ここさえ埋まれば、将来への漠然とした不安は消滅します。
なぜなら、最悪生きていけるというセーフティネットがあるからです。
経営者になり、自分のPLを支配しましょう
「いくらあれば安心か?」と他人に聞くのはやめましょう。
それは「私の会社の損益分岐点はどこですか?」と聞いているようなもの。
1. ミニマムライフコスト(固定費)を算出しよう。
2. その25倍の金額を、手帳の1ページ目に書き込もう。
3. 生活水準を上げない。それはゴールを遠ざける行為。
1億円なんて必要ありません。
多くの人にとって、自由の価格はもっと安く、手の届く場所に売っています。
ただ、あなたが見栄という高い手数料を払って、勝手に価格を釣り上げているだけなのです。
自分のPL(生活)をスリム化し、最短ルートで上がりを決めてくださいね。

【心(シン)の体験談】お金はあればあるだけ良いけれど・・・
以前の私は、「老後には2,000万円必要」「将来のためにいくら貯めれば安心なのか」といった世間声に振り回されていました。
いくら貯めれば十分なのか分からず、ただ将来への不安を感じていたのです。
しかし、自分を一つの会社として捉え、収支(PL)を見直すようになってから意識が変わりました。
世間の平均ではなく、「自分が最低限生きていくために必要なコスト」を正確に把握することが重要だと気づいたのです。
年間支出の25倍という基準に照らし合わせれば、自由を得るためのゴールは明確になるでしょう。
現在、私には8,000万円の資産がありますが、これは単なる安心感だけでなく「嫌な仕事をいつでも拒否できる権利」と「自分の人生をコントロールする基盤」を意味しています。
無駄な見栄で生活コストを上げなければ、8,000万円という資産は十分なセーフティネットとなり、攻めの選択を可能にしてくれます。
他人の定めた基準や世間の不安に踊らされるのはやめました。
自分の生活コストを自分でコントロールし、築いた資産を背景に自由な選択をしていくことが、本当の安心につながると思います。

ではまた!


