「損切り」は労働者への片道切符。資本家が暴落しても資産を“死守”し続ける、冷徹な理由

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皆さまこんにちは、窓際管理職の城南悠喜です。

相場が下がるたびに不安になる人がいますね。

「どうしよう…損切りした方がいいのか…?」──その瞬間、あなたは“投資家”ではなく、ただの“値動きに怯える労働者”になってしまっています。

資本主義とは、資本を持つ者が富を得る仕組みであり、その圧倒的な優位性は「持ち続ける者」に与えられます。

だからこそ、

真の資本家には損切りという概念すら存在しません。

この記事では、

・なぜ暴落しても売ってはいけないのか

・なぜ資本家は資産を手放さないのか

・損切り思考が“労働者マインド”の象徴である理由

を深掘りしていきますね。

資本家にとって“暴落”はイベントではなく、ただの過程

ほとんどの人が暴落を「事件」として受け止めています。

・資産が減った

・怖い

・売らなきゃ

・一旦逃げよう

この反応は極めて普通ですが、同時に“資本家の思考”から最も遠いんです。

資本家にとって暴落とは…

「資産価格の一時的な調整に過ぎない」

これ以上でも以下でもないですね。

10年後、20年後、30年後に見れば、暴落なんて“チャートの中の小さな波”。

もっと言えば、暴落のたびに資産を売り払っていたら、

・配当

・株主還元

・企業利益の積み上げ

これらの恩恵を永遠に逃すことになります。

資本家が暴落で売らない理由はシンプルで、

「売らない方が、結果的に儲かる」

ただそれだけなんですよね。

“損切り”とは、投資家ではなく“投機家”の言葉

株式市場には2種類の人間がいます。

① 値動きの上下で勝とうとする人(=投機家)

② 資本の成長と企業利益を買う人(=資本家)

損切りという言葉は、①の世界では非常に重要な概念ですね。

チャートを見て売ったり買ったりする以上、方向を間違えれば逃げなければ生き残れませんから。

しかし、②の世界では違います。

資本家にとって株とは“企業の未来の利益の一部を永久に持つ権利”であり、短期の値動きでその価値は揺らぎません。

だから、長期投資・インデックス投資の世界では損切りという言葉がそもそも存在しないんです。

むしろ、「暴落でも持ち続けることが利益の源泉」です。

暴落で売ってしまう人は、資本主義の“勝ち方”を理解していない

資本主義はこういう構造になっています。

● 持つ人 → 何もせずに富が増える

持たない人 → 労働を続けても富が増えない

暴落で資産を手放す行為は、自ら“持つ側”から降りるのと同じです。

そして恐ろしいことに、たった一度の損切りで人生が大きく狂うことがあります。

・売った後に相場が回復

・再び買う勇気が出ない

・市場から永久離脱

・その後の上昇を一生逃す

これは実際、多くの人が陥っている“罠”ですね。

暴落で売らない人は勝ち続け、暴落で売る人は市場から退場する。

極端に聞こえますが、これは長期投資の世界では常識なんですよね。

資本家とは「永続的に資産を持つ人」のこと

資本家をシンプルに定義すると、

“資産を手放さず、富の仕組みを永続的に利用する人”

資本家がやることは3つだけ。

  1. 稼ぐ
  2. 投資する
  3. 持ち続ける

以上です。

資産を売ることは基本的にしません。

なぜなら、売った瞬間に“資本家”ではなくなってしまうからですね。

言い換えると、資産を持ち続ける人だけが、資本主義のチート能力を使い続けられるんです。

では、いつ売るのか?

答えはひとつだけ。

「必要なときに、必要な分だけ解約する」

これが全てであり、インデックス投資の本質でもあります。

暴落で売らない。

情緒で売らない。

恐怖で売らない。

売るのはただ、生活のため・教育費のため・老後資金のため──必要なときだけです。

それ以外で売る必要は、一切ないですよ。

結論:資本家は暴落ごときで資産を手放さない

暴落で売る人は、資本家ではなく、“価格の上下に振り回される一般投資家”です。

資本家のスタンスはこれだけ。

「持ち続ける者だけが winner」

資本主義のゲームは、

・知識がある人

・我慢できる人

・資産を抱え続ける人

だけが勝つ構造になっています。

暴落は敵ではなく、資本家を選抜するテストに過ぎません。

そして、このテストに受かる方法はたったひとつ。

“何があっても資産を手放さないこと”なんです。