
「課長になりたい」
「部長に褒められたい」
もし本気でそう思っているなら、あなたは「ゲームセンターのコイン」を必死に集めている子供と同じです。
そのコイン(役職・社内評価)は、その店(会社)の中でしか使えません。
一歩外に出れば、ただの鉄クズ。
コンビニでおにぎり一つ買えません。
資本主義において、特定の組織への「忠誠心」は、最もリターンの低い投資先です。
なぜなら、会社はあなたの人生を買い取ることはできても、あなたの老後や家族の未来まで保証する契約書にはサインしていないからです。
「会社という名の狭い経済圏」で一生を終えるつもりですか?
それとも、「世界中どこでも通用する資産」を手に入れますか?
思考の通貨を切り替えなさい。
「社内評価」は暴落確定の“ジンバブエ・ドル”だ
まず認識を改めなさい。
あなたの会社の人事評価、上司の覚え、社内の肩書き。
これらはすべて、その会社が一歩倒産したり、あなたがリストラされた瞬間に価値がゼロになる「ローカル通貨」です。
どれだけ社内で、
「課長!」
「部長!」
とおだてられ、ローカル通貨を山ほど持っていても、転職市場という「外国」に行けば「で、あなたは何ができるの?」と聞かれて終わり。
レートは「1部長 = 0円」です。
賢い人間は、ローカル通貨(出世)には目もくれません。
彼らが見ているのは、どこの会社、どこの国に行っても通用する「基軸通貨(スキル・実績・人脈)」だけです。
社内調整に汗を流す時間があるなら、その時間で「外で売れるスキル」を磨きなさい。
それが唯一、あなたの身を守るゴールド(金)になります。
「優秀な社員」とは「高性能なサブスク製品」のことだ
経営者視点で言えば、「会社に尽くしてくれる人」ほどありがたい存在はありません。
文句を言わず、定額使い放題(サブスクリプション)で、機能(労働力)を提供してくれるのですから。
「NOと言わない」
「何でも引き受ける」
あなたはそれを「誠実さ」だと思っているかもしれませんが、経営者から見れば「コストパフォーマンスの良い消耗品」です。
消耗品が出世しても、待っているのは「より過酷な使用環境」だけ。
「こいつは壊れるまで使っても文句を言わない」と認定され、責任という名の重りを増やされる。
給料は数万円しか上がらないのに、ストレスと拘束時間は倍になる。
これが「出世レース」という名の、敗者復活戦のないデスゲームの実態です。
会社を「給料が出る職業訓練校」として利用せよ
では、どう働くべきか。
答えはシンプルです。
「会社に利用される」のではなく、「会社を利用する」のです。
• 会社の金で研修を受ける。
• 会社の看板を使って、個人では会えない大物と人脈を作る。
• 会社のプロジェクトで失敗し、その経験(データ)を自分のスキルにする。
• 会社のPCと電気を使って、自分の市場価値を上げる業務に集中する。
これを徹底しなさい。
「会社への貢献」など、自分のスキルアップの「ついで」で十分です。
給料をもらいながら、自分の戦闘力を高められる場所。
会社とは、ただの「ベーシックインカム付きのジム」です。
ジムのマシン(会社のリソース)を使い倒して、ムキムキになって卒業(転職・独立)する。
これが正しい資本主義の歩き方です。
まとめ:忠犬になるな、傭兵になれ
「会社のために」
この言葉が口から出そうになったら、舌を噛んででも止めなさい。
それは奴隷の言葉です。
あなたの人生のオーナーは、株主でも社長でもなく、あなた自身です。
組織にしっぽを振る「忠犬」は、飼い主がいなくなれば野垂れ死にます。
しかし、腕一本で渡り歩く「傭兵」は、雇い主が変わっても、いや、雇い主が破滅しても生き残ります。
出世などという、狭い鳥かごの中の順位争いは、飛べない鳥たちにやらせておけばいい。
あなたは翼(スキル)を磨き、いつでも空(市場)へ飛び立てる準備をしなさい。
会社に尽くすな。
自分の未来(マーケット)だけに尽くせ。

