
「愛があればお金なんて」
このセリフを吐いていいのは、石油王だけです。
結婚届に判を押すその瞬間、あなたは相手と「無限責任の共同経営契約」を結ぶことになります。
相手が浪費家なら、あなたの資産も溶けます。
相手が金融リテラシーゼロなら、あなたの老後は崩壊します。
結婚相手選びで見るべきは、顔面偏差値でも身長でもありません。
「この人間は、我が家のCFO(最高財務責任者)として適任か?」
この一点です。
今回は、愛という名の「目が曇るフィルター」を外し、投資家としてパートナーを格付け評価するための基準を解説します。
相手は「資産」か? 「負債」か?
残酷な問いを投げかけます。
あなたのパートナーは、あなたの人生の純資産(Net Worth)を増やす人ですか?
それとも減らす人ですか?
資産(Assets)型パートナー:
• 倹約家であり、投資に理解がある。
• 共働きで、世帯年収をブーストさせる。
• トラブル時にも冷静に資金繰りを相談できる。
→「相乗効果(シナジー)」が生まれ、家計という企業が成長する。
負債(Liabilities)型パートナー:
• 見栄っ張りで、固定費が高い。
• 「投資は怖い」と言って、あなたの足を引っ張る。
• リボ払いや隠れ借金がある。
→「コスト」が増大し、あなたの資産を食い潰して倒産させる。
結婚とは、あなたの船に他人を乗せる行為です。
その人が「優秀なクルー」なら船は加速しますが、「穴の空いたバケツ」なら船は沈みます。
「好きだから」という理由でバケツを乗せるのは、経営者として失格です。
結婚前の「デューデリジェンス(買収監査)」は義務だ
企業がM&Aをする際、相手企業の財務状況を徹底的に調べる「デューデリジェンス(DD)」を行います。
結婚も同じです。
プロポーズの前に、以下のDDリストを突きつけてください。
1. 隠れ負債の有無: 奨学金、カードローン、リボ払い残高。これらは「簿外債務」です。合併後に発覚すれば致命傷です。
2. PL(損益計算書)の感覚: 「毎月いくら使っているか?」即答できなければ、その人は経営能力ゼロです。
3. 投資スタンス: 「S&P500」を知っているか? 知らなくても学ぶ気があるか? ここがズレると、一生アクセルとブレーキを同時に踏むことになります。
これを聞いて「お金の話なんて嫌らしい」と嫌がる相手なら、その時点で「破談推奨」です。
経営会議から逃げる役員と、共同経営などできません。
愛は「減価償却」されるが、ローンは残る
ロマンチックな話を破壊して申し訳ありませんが、脳科学的に「恋愛ホルモン」の寿命は3年と言われています。
つまり、「愛」という資産は、3年で減価償却され、価値がゼロに近づきます。
しかし、結婚生活(住宅ローン、教育費、老後資金)は、30年、40年と続きます。
愛が消えた後に残るのは、「パートナーとしての信頼と機能性」だけです。
その時、隣にいるのが「話の通じない浪費家」だったら?
そこにあるのは地獄です。
逆に、「阿吽の呼吸で資産形成できる戦友」だったら?
そこには、愛を超えた強固な「絆(パートナーシップ)」と、盤石な資産が残ります。
まとめ:恋人ではなく「共同創業者」を探せ
結婚相手選びで迷ったら、自分にこう問いかけてください。
「もし起業するとしたら、こいつを共同創業者(Co-Founder)にするか?」
答えがNOなら、結婚はやめておきなさい。それはただの情です。
答えがYESなら、即座に契約(入籍)を結びなさい。
それは最強のパートナーです。
1. 結婚は「M&A」だ。相手のB/S(貸借対照表)を透かして見ろ。
2. DD(監査)を怠るな。隠れ借金は合併後の自分へのダメージだ。
3. 3年後の愛より、30年後の資産を見ろ。
家計という名の株式会社を、上場(経済的自由)させるも倒産させるも、相方次第。
情熱ではなく、冷徹な計算でパートナーを選んでください。
それが、あなたと、あなたの未来の子供を守るための「責任」です。

